秋にはまばゆいばかりの黄金色に染まる役場の隣に広がる田園風景。ここは「田んぼの学校」のために町が買い上げた1.2ヘクタールの水田だ。
町内の小学校4年生から中学校2年生まで、約280人が田植えに参加し、米俵100俵(約600キログラム)を収穫するそうだ。このお米は子供達が1年を通じて食べる給食米として使われる。
当麻町では日本人の主食である「お米」にスポットをあて、田植えや稲刈り体験教室などをとおして「食育」に取り組んでいるのだ。農作業体験はもちろん、田んぼの中の生き物観察や稲の生育観察など、「お米」ができるまでの流れを一貫して学ぶことができる。
子供たちは食に関する知識だけでなく、農作業体験をとおして初めて感じる農家のみなさんの苦労や課題、作り手の熱い情熱や誇りを感覚として理解していく。と同時に、食物の命をいただく尊さを実感してほしいという願いが、この「田んぼの学校」につながっている。
当麻町の大地は子供たちの食を育み、故郷の原風景として記憶されていくことだろう。
「田んぼの学校」同様、稲の刈り取り、そして昔の脱穀機でお米の脱穀を体験した。
道産米で有名な「ゆめぴりか」をはじめ、当麻町のお米は全道品質一位!に何度も輝いたことがあるそうだよ。
そして、当麻の「きたくりん」というお米は虫に強いそうで農薬の使用量も普通のお米に比べて約半分に抑えられているんだって。
茶碗一杯のご飯がこんなに美味しいなんてビックリして涙が出てくるなあ。
農家の方が手間暇をいっぱいかけて作ってくれたお米に感謝!
当麻町のみなさんごちそうさまでした!!